断捨離してみよう

小山先生 中学受験では、覚えなければならない知識が驚くほどたくさんあるのは言うまでもりません。 そして、そこで必要とされてくるのが、大量の参考書、問題集、テキスト、プリントなどです。 見渡せば本当に膨大な量です。
しかしそれらのすべてを、受験までに完璧に終えることは、果たしてできるのでしょうか? おそらく、ほとんどの受験生は、与えられた教材の半分も、やり終えることは出来ないでしょう。

実力をつける環境

ではどうするのかと言うと、そこで大切になってくるのは、必要のないものと必要のあるものとを精査することです。
受験に必要と思われるモノはたくさんありますが、大量のそういったものにかこまれて、手に入るものは、安心感という「気持ち」なのです。 しかし、受験に最も必要なことは、「実力」という目に見えるものなのです。 実力をつけるためには、多くの教材に囲まれているだけではダメなのです。 まずは、それら多くのモノを取捨選択していく必要があるのです。

教材の取捨選択

取捨選択は、お子さん自身が自分で判断できれば1番なのですが、お子さんさん独りの力で出来る事は多くありません。 なぜなら、お子さんは大人の言う事にしたがって勉強しているからです。 教材はそういった大人に与えられているものなので、大抵の場合、教材の取捨選択は、お父さん、お母さんがやらなければなりません。
もし、お父さん、お母さんでは、無理な様であれば、専門家に相談してみるのも良いでしょう。 今、お子さんには何かが必要なのか。まず何をやるべきか。 そういった事を考えるためにも、頭の中を、環境を、気持ちをクリアにするが有効な場合があります。 やる必要のないモノを捨てる勇気が、限られた勉強時間の中では、とても大切なことなのです。

プロのアドバイス

「今、やるべきことは?」 「やらなくていいことは?」 等々、我々プロがお子さんの状況を把握しながらアドバイスします。 疑問、不安、その他ささいな事でもかまいません。 中学受験に関する質問ならどのような事でもおよせください。 何でもお答えいたします。

国語の匠 小山先生