夏の自然災害と入試問題

久保先生 関東地方は6月6日に梅雨入り2週間余りたちました。 この時期の雨は農作物をはじめ我々の生活にとって貴重な恵みの雨であると同時に、我々の生活を脅かす災害につながることもあります。
中学入試においては、気象の分野での出題は多く見られますが、中でも台風や梅雨の時期の大雨に関する問題は頻出です。 昨年7月、九州北部を襲った集中豪雨は記憶に新しいところですが、今年度の入試では、この集中豪雨を題材にした出題も見られました。
中には「激甚災害」「線状降水帯」といった、ニュースや天気予報に注意を傾けていないと」分からない言葉についての問いも見られました。 夏のこの時期は入試問題作成の時期にもあたりますので、こういったニュースは時事問題としてネタになりやすいのです。
塾のテキストや問題集を解くことだけが受験勉強ではありません。是非日頃から自然や科学に興味を持って頂きたいと思います。 親子でニュースや天気予報を見て、その内容について会話をはずませることをおすすめします。

代表 理科の匠 久保先生